電氣ブラン!

mikazuki_yu2005-11-07

ノスタルジックなパッケージに、シックな琥珀色の液体。知る人ぞ知るお酒、「電気ブラン」です! 昨日浅草で買ってきたもう一つの物はこれだったんです。

以前高校の部活の同窓会で、大宮の飲み屋で飲んだのがそもそもの始まり。ウィスキーとも違う、ブランデーとも違う味にもの凄く感心した憶えがあります。

で、昨日狐面を買った帰り、ただ帰るのも勿体無いなぁと駅を通りこした所に、いきなり電気ブランの販売カウンターがあってびっくり(さて昨日は何回びっくりしたことでしょう?)。ハーフボトルの40度を即購入となりました。

久々に飲むと、やはりそこは不思議の世界。熟成させた果物のような香りが先ず入ってきて、次に重厚感のある蒸留酒系のコク。それが通りすぎるとハーブのような複雑・繊細な味が抜けていって、最後にはまったりほんのりとした甘みと強烈なぴりぴり感。なのに後味は非常にすっきり。ああこんなに楽しめていいんでしょうか(笑)。
美味いですが一番楽しめるのはやはり初めの1杯ですね。前述の繊細な味の部分は、アルコールのぴりぴり感に舌が慣れてくるにつれ感じが弱くなっていきますので。もちろん慣れてくれば慣れた分の別の美味さがあるんですけどね。

このお酒、明治時代からブランデーやワイン、香草などを秘伝の配合率でブレンドしているそうで。長く味が守られていることも凄いですが、今野的にはまだ洋酒が珍しかった時代にあえてオリジナルブレンドを作り出した心意気に感心します。

……結局昨日は飲みすぎました(笑)。最近お酒に弱くなってきてるんですよねー。今日少し残りましたよ(^^;。