ジオラマ「桜公園」完成

先日書いたジオラマが完成です。一週間で作るとすれば、まぁこんな感じかなぁと。
久々のジオラマで嬉しかったので、自画自賛で恐縮ですが今回は写真特集で行きます(笑)。


10年ほど前に作った定尺のジオラマベースが大量にあったので、今回はその内の2枚を使用しました。これはその内の1枚。奥に、暫く前に買ったトミーテックのバス停を接着してあります。地面は薄く溶いた紙粘土を塗りつけて、生乾きの時に歯ブラシでテクスチャーを付け、乾燥後に茶色〜黒の絵の具を薄く塗り重ねて、仕上げに何色かのターフを蒔いています。桜の咲く頃なので、草はごく薄く蒔き、特に木の周辺は地面むき出し。木の下にデザイン用品店で買ったプラスチックの粉を桜の花びらに見立てて軽くまぶしてあります。


バス停で駄弁る学生3人。トミーテックの学生(冬服)12体セットを使用。


こちらは2枚目のジオラマの1シーン。公園を突っ切る道が学校への近道という設定。この後画面右側に曲がるとバス停に辿り着きます。桜の感じは如何でしょう? 写真だと色の再現が難しいですね。実際はもうちょっとピンク色です。トミーテック「桜」から出来の素晴らしい幹だけを使い、逆に色合いと質感がぜんぜん良くない花のフォーリッジは放棄。代わりに建築模型用の白いスポンジ粉を、衣料用の染色液を使ってピンクに染色して接着しています。かなりお金が掛かりました(^^;。今回はこの桜のストックがあったので1週間で出来たようなものです。


2枚目のジオラマの最大のポイントがこれ。鉄道公園です。D51が展示されている熊谷の公園をイメージしています。あそこも春には見事な桜で埋め尽くされるんですよねぇ。


如何にも公園らしく……ということで、機関車をベストアングルで撮影できるところにわざと邪魔な電話ボックスと自販機と街路灯を設置(笑)。ある意味リアルでしょ? このアングルで見ると、改めて国鉄制式機関車の大きさが判ります。


保存機関車を別アングルから。保存の雰囲気を盛り上げる案内板も設置。些細なアクセサリだけで「らしさ」が演出出来るんですよね。


車両は特に固定していないので、何でもかんでも、どんな車両も保存車に仕立てることが出来ます(笑)。他に、EF210とか6扉車サハ204とかやってみましたが、この違和感は何と言っていいものか(^^;。


2枚目のジオラマ全景。


2枚のジオラマを縦に並べる想定で作っていましたが、横に並べても良い風景になる事に気が付きました。縦並びは長すぎて写真が撮れませんでした(^^;。


この人だけは香港版バスコレ「巴士情景」に入っていた人を接着。海外から友情出演ですね。
ガードレールはKATOのジオタウンに入っていたものを流用しました。道路はTシャツに入っていたボール紙を裏返して接着し、スエード調スプレーを軽くまぶしています。


遠景。

……とまぁこんな感じで。あちこちに粗もあってお目汚しではありましたが、ごらん頂き有難うございました(^^)。